HondaのS660について検索すると 口コミに
「買ってはいけない」「買って後悔」と検索画面に表示されます。
その理由を探っていくと以下のことがわかりました。
【メリット】
- サーキットでも楽しめる軽スポーツカー
- 目立つこと間違いなしのコンパクトオープンカー
- スポーツカーなのに20㎞/Lの低燃費!※WLTCモードカタログ燃費
【デメリット】
- 車内が狭く荷室がない
- 軽自動車のため64馬力とパワー不足を感じる
- 既にメーカーでの生産終了、中古車の価格は高騰中
【価格】
2,031,700円~※新車販売当時
「買った後に後悔・・・」「買わなきゃよかった」とならないように、
しっかりと自分に合った商品なのか調査する必要がありますね。
詳しく1つずつ見ていきましょう。

HONDAのS660の商品特徴

商品名・型番(読み) | S660(エスロクロクマル) |
価格(メーカー公式価格) | ¥2,031,700(税込)~※新車販売当時価格 |
販売メーカー | HONDA |
商品特徴 | 軽自動車 2シーターオープンスポーツカー |
s660とはホンダが販売していたスポーツ型軽自動車です。
2015年3月~2022年3月まで生産され、2022年4月をもって販売終了しました。
特徴その1:サーキットでも楽しめる本格軽スポーツカー
S660はホンダ BEAT(1991~96年)の後継車ポジションとして、
2015年3月~2022年3月まで生産された軽スポーツカーです。

MR車の低重心・低慣性
街乗りだけでなくサーキットでも安定した爽快な走りを体感できる本格スポーツカーです。
MR車とは?
ミッドシップ・リアドライブの略で、 エンジンが車の中間(ミッド)に位置し、リアタイヤ(後輪)で駆動する車のことです。 F1マシンや、スポーツカーなどで多く用いられる駆動方式です。
高回転型のターボエンジンを搭載。
軽自動車の規制内の660ccながら、アクセルを踏み込んだ加速感もしっかりと楽しめます。
6MTとCVT(AT)の2タイプ
変速操作はスポーツカーでありながらCVT(AT)も採用されています。
CVTにはMTのシフトチェンジの感覚を楽しめるパドルシフトも搭載されているので、
AT限定の人でもスポーツカーならではの変速操作を楽しめちゃいます。


MRの自分を軸に駒のように曲がっていく独特な感覚が堪らない!(価格.comより)
特徴その2:注目されること間違いなし!コンパクトオープンカー
s660の特徴は、とにかく目を惹く見た目です!
コンパクトで小回りが利く車体は一見可愛らしさを感じますが、
ボディデザインは、一貫してスポーティさがあります。
オープンカー

S660一番のポイントはやはりオープンカー!
オープンエアを目いっぱいに感じられるデザインになっていますが、
顔に直接風が当たるような不快な風の吹き込みがないように設計されています。
シートヒーターが搭載もされているので、寒い日でもオープンにしてドライブができます。
※タイプβは非対応
ボディカラーも印象に残る色味が揃っています。
S660ボディカラー
ホワイト・シルバーメタリック・ブラック・ブルー・グリーン・レッド
※タイプβはホワイト・シルバーメタリック・ブラックのみ
※ModuloX特別仕様車のみソニックグレーパールが有
特にグリーン(アクティブグリーンパール)は、他車では見られない人気カラーです。

文句なしにかっこいい!リアは完全にスーパーカーのよう。(価格.com口コミより)
特徴その3:圧倒的低燃費!スポーツカーで20㎞/L
S660はスポーツカーでありながら軽自動車のスペックを併せ持ち、
レギュラーガソリンで低燃費という点も、維持がしやすいと人気の理由の一つです。
ホンダの代表的スポーツカーといえばNSXですが、
その燃費は10.6km/L(2020年モデル)。
もちろんハイオクガソリンです。
年間10,000㎞走行したとして、ガソリン経費を比べると…
S660:約75,000円 NSX:約150,000円
※レギュラー150円 ハイオク160円の場合
差額75,000円と倍も違います!
S660はスポーツカーをより気軽に、経済的に楽しめる車だといえますね。

スポーツカーなのに17から20kmの燃費で維持費も安い!(みんカラ口コミ)
S660を買ってはいけない?後悔してしまう人
S660を購入して口コミに「後悔した」と書かれていることがあります。
その理由は生活環境や運転スタイルによって「買わなければよかった」と言われていたようです。
S660をオススメできない人たちの特徴をまとめてみました。
商品名の悪い口コミ①狭くて荷物は乗らない
s660のサイズ感はとにかくコンパクトです。
2シーターで尚且つ荷室はありません。
助手席に荷物を置くほかないので実質一人乗りとして使う人も多い車です。
s660室内のサイズ
長895mm × 幅1,215mm ×高1,020mm

スポーツカーらしい無駄を一切省いた運転席は、運転の際には安定感があるものの、
体のサイズが大きい人にはきつく感じてしまうサイズです。
腰が沈む運転席は、腰痛持ちには要注意の車格でもあります。

身長179センチで乗り降りが大変、車内の狭さは我慢(ホンダ公式サイト)
商品名の悪い口コミ②パワー不足に不満を感じる
S660の搭載エンジンは、直3DOHCターボエンジンです。
実はこのエンジン、軽ファミリカーのN-boxと同じエンジンなんです。
軽自動車規格のエンジンなので、
スポーツカーに大きなパワーと速さを求める人には満足のいかない車のようです。

よく言えば扱い易いエンジン。悪く言えば何処にでもある軽ターボエンジン(価格.com口コミより)
しかしNシリーズのエンジンと全く同じと言う訳ではありません。
Nシリーズエンジンをベースにした、
S660専用に開発されたターボチャージャーが組み合わされたS07A型というエンジンが搭載しています。

軽自動車の馬力を自主規制値上限まで引き上げられたパワーとトルクは決して非力なわけではありません。
また吸・排気音やターボチャージャー作動音に独自のサウンドチューニングを施され、
エンジン音はスポーツカーらしいサウンドを奏でてくれます。
商品名の悪い口コミ③中古車の価格が高い
S660はすでにホンダでの生産・販売が終了している車種です。
購入したい!となると中古車を検討する事になります。
S660の最安値は、109万円(本体価格のみ)※価格com2020年6月現在の価格
軽自動車の中古市場ではかなりの高額です。
プレ値が付き新車価格よりも高い価格の中古も出ています。
生産が2022年3月で終了ししたことで、S660のような軽MRスポーツカーは今後生産されないと予想され、
それに伴ってS660にはプレミア価格がついているようです。
昨今では国産スポーツカーは全体的に高価格となっており、
大きく値下がりすることは考えられません。
確かに価格は高価ですが、唯一無二の車として好きな人には堪らない価値のある車です。
S660を買って後悔しないための対策
S660は非常に良い車です。
その中でも生活スタイルや環境から特にオススメしたい人がいます。
それぞれ商品の特徴からオススメな理由をみていきましょう。
買って後悔しないための対策その1:セカンドカーとして使う
後悔ポイントでも挙げたように、S660の車格はとにかくコンパクトです。
ファミリーカーとしては全く向いていません。
S660を保有している人は、メインの車ありきでセカンドカーとしてS660を購入する人も多くいます。
S660は「屋根のあるバイク」とまで言われる車です。
ツーリングやサーキット走行を目的としている人にはとても楽しめるおすすめの車です。

とにかく、走りが楽しくなります!(カーセンサー口コミより)
買って後悔しないための対策その2:自分で車をカスタマイズしたい
S660は、車を自分でカスタマイズするのが好きな人にも人気がある車です。
同じ車でも、エアロとホイールが違うだけで全く違う顔になります!
車をいじってみたいけど難しそう…と言う人は、まずは簡単な箇所から始めるのがおすすめ。
- ナンバー灯
- ホーン
- ルームランプ

カスタムパーツも安価で購入できるものが多いのでおすすめです。
本格的にチューニングなどを行えば不満点でもあった馬力(パワー)を80馬力以上まで向上させることもでき、
カスタム次第で幅広く楽しめる車です。
車好きな女性オーナーも多い車種です。

エンジンに不満を持つ方も多いが、チューニングの愉しみ方も有りだと思いました。(価格.comより)
買って後悔しないための対策その3:維持費を安くスポーツカーを楽しむ
S660は軽自動車であるため、普通車よりも維持費がかかりません。
さらに前述したように、スポーツカーでありながらレギュラーガソリン燃費18㎞/L程なので、
月々のガソリン代もかからず、とても経済的です。
コンパクトなサイズ感は、駐車場のサイズも選ばないのも嬉しいところです。

税金を含め維持費が安く保険料も安く済む。こんな経済的なスポーツカーはありません。(価格.comより)
S660の代わりにオススメな商品
口コミをもとに、S660に対し皆さんが大きく望んでいることは
以下の3点でした。
- もう少し荷室と車内の広さが欲しい
- 馬力のあるパワフルなスポーツカーが良い
- 購入価格を安くしたい
今回は同じようなスポーツカーから、
S660の室内の狭さや馬力におけるデメリットを
解消する車を集めてみました。
トヨタのGRヤリス

商品名・型番(読み) | GRヤリス |
価格(メーカー公式価格) | ¥2650,000(税込)~ |
販売メーカー | トヨタ |
商品特徴 | ハッチバック型スポーツカー |
GRヤリスとはトヨタが出しているスポーツカーです。
- ヤリスをベースに作られたスポーツカー
- 使い勝手の良さはノーマルヤリス譲り、荷室の使い勝手も○
- リアシートを倒すと荷室容量は737L と大容量
S660のデメリットで挙げた荷室がなく狭いという問題もGRヤリスで解決できます。
また、1.6Lでありながら200馬力を越えるパワフルさも良いですね。
しかしGRヤリスはスポーツカーの中でもWRCなどラリーカーを想定した作りなので、
S660との楽しみ方が全く違ってくるでしょう。
また維持費などは、軽自動車であるS660の方が良いと言えます。
ダイハツのコペン

商品名・型番(読み) | コペン |
価格(メーカー公式価格) | ¥1944,000(税込)~ |
販売メーカー | ダイハツ(※コペンGRのみトヨタも販売) |
商品特徴 | 軽自動車 2シーターオープンスポーツカー |
コペンとはダイハツが出しているスポーツ型軽自動車です。
- 軽自動車2シーターオープンスポーツカー
- ゴルフバッグ1個が入るトランク(※ルーフクローズ)
- 電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」
S660のデメリットで挙げた荷室がないという問題もコペンで解決できます。
また、ルーフを自動で開閉できるというのも手動で手巻きしなければいけないS660より便利ですね。
よく比べられる2車ですが、スポーツカーの走りとしたはMR車であるS660の方が楽しいと言えます。
燃費性能も若干ではありますが、S660の方が低燃費です。
S660の買ってはいけないに関するよくある質問
- Honda SENSINGは搭載されていますか?
-
S660にはHonda SENSINGは搭載されていません。
- S660に安全装置は搭載されていますか
-
シティーブレーキアクティブシステム・エマージェンシーストップシグナル・
ヒルスタートアシスト機能・4つのエアバッグ(前方と側面)が搭載されています。 - レギュラーガソリン仕様車にハイオクガソリンを使用しても大丈夫ですか?
-
使用可能ですが、本来のエンジン性能が大きく変わることはありません。
①楽天市場で購入すると楽天ポイントが貯まってお得!キャンペーンでさらにお得!
今や楽天経済圏と言われる楽天市場。
楽天市場だとこんなにお得なことが多いのはご存知でしたか?
- 楽天ポイント貯まる
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S660の買ってはいけない問題の結論
S660について次の4つを説明していきました。
- S660は貴重な軽MRスポーツカー
- S660はスポーツカーの維持費を抑えたい人におすすめの車
- 趣味を楽しむセカンドカーには最適
- 買って後悔するのは荷室のなさとパワーの弱さ?
S660はメインの車として使おうとする人には、
車内のコンパクトさと荷室のなさが合わず「買って後悔した」と言われていたことがわかりました。
車内の狭さと荷室などの実用性を解決できる商品としてGRヤリスと
コペンの2品を紹介させていただきました。
しかしこの2つはS660より維持費や走行性能とデメリットもあります。
S660は非常に良い車です。
もう生産されることのない軽MRオープンカーという、
世界で唯一の貴重な車です。
スポーツカー好きなら買っても後悔はないでしょう。
しかしこの商品を買って後悔した・・・とならないように
しっかりと事前にチェックが必要ですね。

